自律神経障害

鍼灸治療が自律神経に及ぼす影響について多くの研究がされており、我々の研究においても、鍼灸治療が自律神経に影響を与えることを確認しています。以下は、研究結果に基づいた鍼治療の考えられる作用です。

抗ストレス作用

ストレスは自律神経の働きやホルモン分泌を乱すことで臓器機能を低下させます。鍼灸治療を行うことでオキシトシンが分泌されストレスが緩和し臓器機能が回復することが分かっています。

交感神経と副交感神経のバランスを整える

鍼灸治療は施術部位により、交感神経または副交感神経の働きを活性化させることで症状を改善させることが分かっています。